開館15周年特別記念展② 古九谷帰郷 牡丹の大皿に観る「筆の冴え」

2018年02月17日~2018年05月06日

「絵付けが命」とも言われる九谷焼。色絵磁器として、カラフルな上絵付けの発色に目が奪われますが、古九谷以来、九谷焼は作品の中央に「絵画」を描くことに力が入れられてきました。文様やパターン化された絵柄を飾り付ける伝統工芸品とは一線を画し、やきものの素地に絵画を描く九谷焼の名品。本展では、「絵画としての九谷焼」に焦点を当て、線描に冴えを見せる九谷焼をご紹介します。

「上手い絵付け」とは、単に綺麗な絵付け。「美しい絵付け」とは、「上手い」ではなくて、たどたどしくても、心がこもっている絵付け。そして、本当に美しい作品というのは、たとえ千年経っても新しく見える魅力を持っています。

力強い線描で見る者を圧倒する古九谷の大平鉢(大皿)から、細密描写で器全体を描き切る赤絵の花瓶まで、見事な筆さばきを素地の中に収めた、九谷焼の名品の数々を一堂に集め、皆様にご覧いただきます。


【会期】  平成30年2月17日(土)~ 5月6日(日)

      ※会期中、一部作品の展示替えがあります

【主催】  加賀市、石川県九谷焼美術館

【後援】  NHK金沢放送局、北國新聞社、エフエム石川


【ギャラリートーク】

・展覧会初日の 2月17日(土)13:30~ 武腰潤館長によるギャラリートークがあります。

・3月17日(土)13:30~ 担当学芸員によるギャラリートークがあります。