開館15周年特別記念展①「魯山人と初代須田菁華展」

2017年10月28日~2018年02月04日

石川県九谷焼美術館と魯山人寓居跡いろは草庵は、ともに今年で開館15周年を迎えます。そこで両館で北大路魯山人と初代須田菁華を取り上げ、開館15周年記念特別企画展を企画いたしました。九谷焼美術館では「師弟の絆」、いろは草庵では「大観時代のわざ」と銘打ってご紹介いたします。

九谷焼美術館では、魯山人と初代須田菁華の作品を展示いたします。魯山人の作陶は、星岡茶寮の前身である美食倶楽部の食器制作が始まりであり、それはまた山代温泉での初代須田菁華との出会いにあります。

染付を始め幅広い模古作品を得意とした初代須田菁華は魯山人に多大なる影響を与え、魯山人が最も薫陶を受けた一人です。昭和30(1955)年の講演会では「私ハ先代菁華に教へられた」と題したほど菁華を陶芸の師として尊敬していたことがわかります。多種多様な作品の数々を通して初代菁華と魯山人の関係を考察していただければ幸いです。


【主催・第1会場】石川県九谷焼美術館

  展示替 前期 10月28日(土)~12月10日(日)

     後期 12月12日(火)~ 2月 4日(日)

【共催・第2会場】魯山人寓居跡いろは草庵


【特別展開催記念講演会】(聴講無料)

11月12日(日)13:30~15:00

石川県九谷焼美術館2階ホール

「魯山人作品を鑑賞する」 講師:山田 和 氏(作家・魯山人研究家)


【2館共通入館券 600円】

九谷焼美術館・いろは草庵ともに一般入館料は500円ですが、2館ご覧いただけます共通入館券を600円で販売いたします。(会期中ご使用になれますが、それぞれ休館日が異なりますので、ご注意ください)